CPD制度は、CPD制度は専攻建築士の必要条件です
1955年(昭和30年)開催の理事会で、その年の秋の大会までに建築士会の綱領と建築士の歌を作成することが付議された。
綱領は、構成員から20点の募集の中から、9月27日理事会で審査の結果、下記の各氏がそれぞれ入選した。
1等当選案:島野正明氏(金沢市)
2等当選案:高橋芳夫氏(東京都)
3等当選案:佐藤竹雄氏(東京都)、金尾晃氏(金沢市)
当選案を審議の結果。1等当選案を一部修正して、以下のように建築士会の綱領を決定した。
1.われらの建築は 人類の幸福のため 最良の芸術たるべし
2.われわれ建築士は 社会の発展のため 最新の指導者たるべし
3.わが建築士会は 会員の向上のため 最善の団結たるべし
「建築士の歌」については,9月15日の締切りまでに,応募51点が集まり,審査員に石原信之,後藤一雄,佐藤武夫,佐藤正男,島田 藤,星野昌一,松田軍平の各氏に委託。審査の結果は,現行の歌詞を作詞した井上一三氏(福岡県)が1等に当選し,2等に山崎 勝(高知市)が入選した。
1等当選作については,愛知建築士会が監修し,清瀬保二,峰岸徹の両氏に作曲を依頼し,グリンエコー合唱,藤井知昭指揮,田村武雄伴奏により世に出たものである。
1.晴れ渡る 世紀の空に
槌音は 冴えてとどろく
この力 更に加えて
同胞(ハラカラ)の 幸(サチ)を護らん
おお われら われら 建築士
2.日に進む 時代を越えて
新たなる 文化つちかう
この理想 高くかざして
悠久の 平和築かん
おお われら われら 建築士
3.巣立ちゆく 若き日本に
建設の 使命果てなし
この技術 共に磨きて
明日への 飛躍誓わん
おお われら われら 建築士