CPD手帳

CPD制度は、CPD制度は専攻建築士の必要条件です

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CPD手帳 -研修記録簿としての「CPD手帳」-

1.研修記録簿としての「CPD手帳」の発行

CPD手帳

1) 様々な研修に参加し、日々能力開発に努めてきた実績は、個人的なレベルで「私は研修を重ねています」と言っても簡単に社会に信用してもらえるものではありません。

2) 実績がきちんと記録されていることが重要です。

3) 本会は、全国の建築士会会員が一定の共通ルールに基づいた研修実績を記録するための「CPD手帳」を発行しています。

4) この手帳は、継続して行った能力開発(CPD)の実績を記録するだけでなく、記録内容を建築士会でデータ化し実務実績データと合わせて実績や能力を社会に公表する基礎となるものです。
※(公開は個人の要望による)


2.研修記録の方法

CPD手帳2

1) 建築士の継続能力開発は、「実務による能力開発」と、「研修による能力開発」で構成され、その時間、期間、レベルに応じて算出した単位で評価する。

2) 建築士会で実施するCPD対象の講習会、研修会、また会誌「建築士」などの講座には、左のようなバーコードが配布され、「CPD手帳」に貼付することで記録となります。

3) 2004年より、バーコードが発行されない研修に対して、インターネットを利用してご自身でバーコードを作成するシステムが導入されました。これは、自己申告によるもので、バーコードとともに参加を証明できる書類の添付が必要となります。

4) 手帳への記録として貼付されたバーコードは、建築士会事務局にて読み取り処理を行い、研修記録の証明につながります。


3.CPD参加登録

CPD手帳3

CPD制度への参加登録は、建築士会の正会員、準会員及び入会の意思を持つ建築士とする。
・CPD制度に参加登録する場合は、建築士会に登録費を納入しCPD手帳の交付を受ける。

CPD手帳4

4.期間と目標

・1年間に50単位を目安とし、そのうち「実務による能力開発」を14単位程度、「研修による能力開発」を36単位程度を努力目標ととする。


5.単位算定のしくみ

1)実務による能力開発の単位算定
・対象とする実務実績は、建築士が誇りを持って自薦し公開可能なもの。
・1年間の実務の状況を実務実績シートにより算定する。

2)研修による能力開発の単位算定
・ 建築士の研修姿勢による能力開発の効果を考慮して、「活動型研修」、「参加型研修」、「自習型研修」とし、積極性を反映した重みづけとする。


6.CPDのデータ公開、管理

・建築士会は、能力開発の記録のためのCPD手帳及び記載とデータ収録のためのバーコードシール等を作成し、提供する。
・CPD参加者は、「研修による能力開発」の登録のため、毎年定期的に所属の建築士会へ所定の登録費を納めてCPD手帳を提出し、データ登録を行うこととする。
・CPD参加者は、「実務による能力開発」の登録のため、必要に応じて実務実績シートをCPD手帳に添えて提出を行う。
・建築士会は、データ登録後、継続能力開発個人実績証明書を登録者へ交付する。
・建築士会は、データ登録者名簿を作成し、日本建築士会連合会へ提出する。
・日本建築士会連合会は、建築士会から提出されたデータ登録者名簿を編集し、会誌「建築士」、ホームページで広く社会へ公表する。


7.研修プログラムの認定、紹介

・登録者は、建築士会が行う研修のほか、建築士会「能力開発プログラム評議会」が認定した他団体、機関が行う研修プログラムを活用することができる。
・建築士会は、登録者に建築士会が行う研修とともに、能力開発に活用できるよう、ホームページ等で紹介する。


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