女性委員会の紹介
(公社)日本建築士会連合会女性委員会は、女性建築士の活動活性化と育成を目的に、全国7ブロックより選出された委員11名により構成されています。
女性だけが集まる女性委員会は必要なのか?というご意見もありますが、日本国内ではまだまだジェンダーギャップが大きく、社会においての組織リーダーを経験する機会が少ないため、このような場が必要なのではないかと思います。
女性委員会の具体的な活動内容としては、全国女性建築士連絡協議会の開催、建築士会全国大会での交流セッションの実施のほか、女性建築士の集まりとして、会員の交流や情報交換の場を提供し、女性建築士のネットワークを強化しています。
全国女性建築士連絡協議会では、それぞれが興味や疑問を持ったことをテーマに、活動報告や分科会での発表、ワークショップやディスカッション、そして過去の自然災害においての被災地報告などを継続的に行っています。
そのほか過去には、魅力ある和の空間ガイドブックの制作や、高齢者や障がい者の居宅サービスに適した住宅事例の調査なども実施し、連合会のホームページへ掲載しています。
このように、女性委員会は個々の視点を活かし地域社会に貢献するための活動を通じて今後も継続的に提言を行い、支援していく予定です。
<2024年10月 全国大会鹿児島大会女性セッション>
