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番号:【2014.10-023】

情報:タブレット端末を利用した施工管理の実践 場所打ち杭管理システムと仕上管理システムの開発

発信:建築技術等部会 浦江真人(東洋大学)

近年、タブレット端末を利用し、建設現場の作業効率化や省力化に役立てる動きが広がり、本格的に採用する企業も増えている。

場所打ち杭管理システムの開発:
本システムは、フジタ式アースドリル工法の施工状況をリアルタイムで数値管理し、土中で見えにくい杭の施工が計画どおり実施されていることを「見える化」するものである。本システムの特徴は、リアルタイム画面によりコンクリート高さやトレミー管挿入長が数値で確認でき、撤去可能か一目で確認できる。残り打設数量、平均打上げ高さ、平均杭径が自動算出され計画どおりに施工されているか確認できることなどである

仕上管理システムの開発:
過去にPDAを使用した同様のシステムを開発したが、画面サイズ、操作性、初期登録の負担が大きいなど、現場に波及しなかった。そこで、現場ニーズに基づいた操作性と使い勝手を重視し、内装仕上げに特化した管理システムを開発した。本システムの特徴は、検査画面のレイアウトを従来使用している紙の検査シートと同様にすることで、ユーザーがシステムに対して苦手意識を持たないようにしたこと、検査不合格等の指摘箇所をピンポイントの位置指定と床の広範囲の汚れのような範囲指定を図面上で点と矩形の指摘マークを選択できることなどである。

出典:建築技術2014年8月号 「連載 新時代を拓く最新施工技術(第58回)

著者:山本新吾(フジタ)

監修:日本建築学会 建築社会システム委員会 建築生産小委員会

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