TOP > 建築関連情報 > 建築技術等情報データベースさまざまな構造要素を駆使して新たな空間を実現する高層集合住宅躯体構法とその施工 「SuKKiT(スキット)」シリーズの展開

番号:【2014.07-022】

情報:さまざまな構造要素を駆使して新たな空間を実現する高層集合住宅躯体構法とその施工 「SuKKiT(スキット)」シリーズの展開

発信:建築技術等部会 浦江真人(東洋大学)

SuKKiTは、「開放感」と「自由度」を「合理的」に実現する、住む人の立場に立った快適で付加価値の高い住宅づくりを追及している。板状外廊下形式の集合住宅において、バルコニー側の大梁を扁平梁とすることで、階高3m未満で高さ2.2mのハイサッシを実現したり、バルコニー側の柱や梁からなる構造フレームを部分的に集約してサッシ上部の大梁を無くして天井までの高さのハイサッシを実現するなど、13種類のストラクチャラインナップを展開している。

これらの新しい構造フレームを合理的に施工するためさまざまな構工法が組み合わされている。紹介されている実例は、地上19階全126戸のマンションで、バルコニー側のグリッドフレームは柱梁ともにPCa(プレキャストコンクリート)工法、内外床およびバルコニー側の片持梁はハーフPCa工法、その他の柱、梁、戸境壁(耐震壁)などは現場打ちコンクリートである。現場打ちコンクリートの柱と梁の鉄筋は廊下側は柱梁一体地組みで、その他はそれぞれ単体の地組みとしている。

出典:建築技術2014年7月号 「連載 新時代を拓く最新施工技術(第57回)

著者:松崎真豊+佐古潤治(三井住友建設)

監修:日本建築学会 建築社会システム委員会 建築生産小委員会

(株)建築技術     これまでの連載リスト