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番号:【2014.07-021】

情報:タブレット端末が建築施工現場にもたらすICT革命

発信:建築技術等部会 浦江真人(東洋大学)

ICT(Information and Communication Technology)は、インターネットの発展によりIT技術にコミュニケーションが付加されたものである。大林組では、2012年8月から建築と土木の施工現場に約3000台のタブレット端末を配布した。

施工現場にタブレット端末を導入する目的は、機動性と操作性を活かし、BIMやクラウドサービスなどの新しいICT技術と協調することで、施工現場のワークスタイルを変革し、品質と安全性の向上、業務の効率化による生産性の向上を目指すことである。

利用事例は、作業員との情報共有として、朝礼・新規入場者教育に利用している。現場巡視・現場検査では、施工図・施工関連資料・技術資料の閲覧、各種検査、工事写真への黒板の自動転写、BIMデータの活用がおこなわれた。各種打合せでは、ビデオ通話、ペーパーレス会議、議事録の作成支援に利用している。

普及・展開における課題は、徹底的に利用している人とそうでない人の格差が広がっていることと、施工現場のネットワーク環境の整備である。

出典:建築技術2014年6月号 「連載 新時代を拓く最新施工技術(第56回)」

著者:森川直洋(大林組)

監修:日本建築学会 建築社会システム委員会 建築生産小委員会

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