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番号:【2013.10-013】

情報:RC構造とRCS構造を組み合わせた超高層複合用途建物の施工
発信:建築技術等部会 浦江真人(東洋大学)

地下工事では、逆打ち工法と部分的に柱をPCa(プレキャストコンクリート)化し工期を短縮した。地上工事では、24階までの住宅階ではRC造のPCa化、25階から47階までの事務所階では新たに開発した柱RC造、梁S造のハイブリッド構造(O-RCS構法)を採用し、この構造方式の設計を可能とし、鉄骨造と同等の工期で工事を完成させることができた。

住宅階のRC造部分では、外周部の架構には、柱梁接合部一体型PCa化工法(LRV工法)を、内部の架構には、仕口部と梁の一部をPCa化した部材を用いる工法(LRV-H工法)を用いた。両工法は、①部材間における現場打設部分がない。②スラブのコンクリート打設前に、次節の柱・梁の建込が可能、③現場作業における、柱梁接合部の梁主筋納まりでの錯綜がなく、建込み効率が良い、という特徴がある。地上躯体工事の工程は1フロアーを3工区分割し1工区最速3日タクトで施工した。

出典:建築技術2013年10月号 「連載 新時代を拓く最新施工技術(第48回)」
著者:楠原孝造+平野裕二+森岡徹+藤生直人(大林組)
監修:日本建築学会 建築社会システム委員会 建築生産小委員会

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