TOP > 建築関連情報 > 建築技術等情報データベースアイランド工法と3次元モデルを活用した半地下構造体育館の施工(新時代を拓く最新施工技術 第45回)

番号:【2013.07-010】

情報:アイランド工法と3次元モデルを活用した半地下構造体育館の施工(新時代を拓く最新施工技術 第45回)
発信:建築技術等部会 浦江真人(東洋大学)

太田区総合体育館改修工事(設計 石本建築事務所)は、建築面積約5,800㎡、建物の最高高さは19.9m、基礎深さは12.9mで、地下水位が高く本設地盤アンカーにて水圧による浮き上がりを防止する設計となっている。

一般的にアイランド工法は切梁工法に比べ工期が長くなる。この工事では地下面積が広く、地下形状が6mの段差があり、地下の工事工区を22工区に分割し、地下中央部先行躯体範囲が大きく取れ、上下階の工区での同時作業によりアイランド工法でも切梁工法に比べ地下躯体の工期を3か月短縮することができた。

地上躯体は、V字型のSRC造とRC造の柱が連続に配置されて柱もねじれて曲面を形成しているため3次元CADを活用し、R加工が必要なSRC造の鉄骨の製作図の作成、密に交差する柱主筋の配筋設計をおこなった。型枠も3次元CAD上で450mmピッチで輪切りし得られた座標値から作成した。

出典:建築技術2013年7月号 「連載 新時代を拓く最新施工技術」
著者:茂川和生+三宅孝志+松田裕之(フジタ)
監修:日本建築学会 建築社会システム委員会 建築生産小委員会

(株)建築技術     これまでの連載リスト