東京オリンピック・パラリンピック競技大会の仮設建築物の木造化に係る提言 | 公益社団法人 日本建築士会連合会

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東京オリンピック・パラリンピック競技大会の仮設建築物の木造化に係る提言


平成28年6月20日
公益社団法人 日本建築士会連合会

公益社団法人日本建築士会連合会は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会で計画されているビレッジプラザをはじめとする仮設建築物の木造化に向けた提言をいたします。

■本会では、かねてより、中大規模木造設計セミナーの開催など建築物の木造化の推進に取組んでいます。また、昨年は、新国立競技場の“屋根構造の木造化”に向けた提言をさせて頂きました。
そこで、この度、東京オリンピック・パラリンピック競技大会で計画されていますビレッジプラザをはじめとする仮設建築物についても、これを可能な限り木造化することにより、新国立競技場ほか他の競技施設の木材利用重視のデザインと相まって、木造・地球環境重視の運営を国内外にアピールするとともに、わが国が進めます低層公共建築の木造化推進に寄与すると考えました。
その結果、提言します木造仮設建築は、汎用性と先進性を備えた木造架構技術により建築、いずれもオリンピック・パラリンピック終了後は解体・移設の上、当該建築またはその部材を再利用することによりオリンピック・パラリンピックレガシーの全国普及とその仮設建築の費用の低減を目指します。

遠藤オリンピック・パラリンピック大臣あて提言書(PDF)
オリンピックビレッジプラザその他の仮設建築の木造化に係る提言(具体的提案内容:PDF)
●遠藤大臣と本会・三井所会長(画像)